学生が考えて決める将来への道を
学校をあげて全力でサポート
就職担当教員 山田一敏先生からのメッセージ
本校では各学科に1人ずつ担当教員を配置。学生一人ひとりに対し本人の希望する業種に応じた親身な就職活動の指導を実践しています。特に履歴書の書き方には力を入れていて、プレゼンテーションの授業の中で取り上げたうえで、さらに担任が学生ごとに個別に書き方を教え、個人の長所を引き出した内容の履歴書を作成できるよう指導します。入学から卒業まで1人の担任が学生を見るため、学生の良い部分を見つけ、不安を抱えた学生にいち早く気付けるよう心がけています。
本校では、「学生に対し無理に企業を勧めない」を指導方針として就職活動を行ないます。無理に勧めた企業に入ったとしても、それでは就職後すぐに辞めてしまうことになる。長く勤められる会社は、本人が本当にやりたいことができる企業です。1年次の早い段階から、学生数の10倍ほどある求人企業の中から興味のあるジャンルを選び、企業を研究。さらに、学生自身が職場を見学し「この場所で働きたい」と思う企業を選び抜いてエントリーするよう指導。その結果、学生は好きなことを目指し自分の望んだ世界で働くことになり、すぐに辞めてしまう学生はほとんどいません。また、1社内定したらその企業に決められるような短期集中型の就職活動を心がけているため間延びした活動にならず、5月に入る頃にはほとんどの学生が活動を終えることも特長です。
就職活動は1年次の努力が最も大切になります。とくに夏季休暇には休日返上で資格取得の期間に充てることを推奨するほど、力を入れています。就職活動までに履歴書の資格欄すべてを埋める6個の取得をひとつの目標として、大学との差別化を図る指導をしています。カリキュラムが資格取得を支援するかたちになっており、取得のための勉強で就職活動にも通用する能力を備えた学生へと成長していきます。
就職指導スケジュール
ACEの就職率は開校以来、毎年100%に近い数字を挙げ続けています。その実績は、1年次から資格取得やプレゼン指導など就職に関する勉強をスタートさせ、教員が学生一人ひとりに合わせた就職指導をできる体制を整えているからです。また、インターネットを通じた求人をリアルタイムで確認できるよう、スマホから閲覧できる就職活動サイトを公開。学生ホールにも就職専用パソコンを設置し、誰でも自由に使える環境を整えています。
1年次
4月 | |
---|---|
新入生オリエンテーション |
2年間の学校生活、就職への動機づけを図ります。 |
健康診断 | 問題があった学生に学生生活上の注意点等を指導します。 |
8月 | |
会社訪問の実施 | 夏休みを利用して、先輩のいる会社を訪問して、会社というものに対する理解を深めます。 |
10月 | |
プレゼンテーション | 後期の授業の中で、履歴書の作成・面接作文など自己表現についての基礎的な指導を行ないます。 |
11月 | |
就職適性テスト | 外部機関を利用して就職適性テストを実施し、本人が就職適性・学力を自覚し、必要なものは対策します。 |
12月 | |
就職ガイダンス | 「就職の手引き」を配布して、担任が就職に対する心構え・企業の選び方など就職決定までのプロセスを説明します。 |
1月 | |
第1回就職調査アンケート | 就職の手引きに記載の企業、前年度の求人票などを参考に希望する会社を考えることによって、就職への意識づけをするとともに、保護者の意見を聞きます。 |
2月 | |
就職講演会 |
就職の心構えについて説明します。 |
求人票公開 | 2月中旬から公開する。 |
就職個人面接開始 | 早期に募集開始する会社に応募する学生を優先して順次面接の個人指導を行ないます。 |
3月 | |
学内企業研究会 | 愛名会加入の優良企業を中心に約750社を大学に招き、企業の概要から入社試験の傾向にいたるまでを、採用担当者から直接説明してもらいます。愛名会とは、名古屋電気学園の後援組織で約1000社の企業が加盟しています。 |
面接の受け方・ 履歴書の書き方指導 |
授業で履歴書の書き方は指導されているが、個別に履歴書を完成する。また、面接も個別に指導します。 |
会社訪問 | 学内企業研究会で出会った会社を訪問します。 |
2年次
4月〜 | |
---|---|
入社試験 | 推薦応募の場合は単願になりますが、一般応募の場合は複数社を同時に受験します。 |